株式会社ティーケーピー(TKP)は、アパホテル〈姫路駅北〉(兵庫県姫路市・168室)とアパホテル〈魚津駅前〉(富山県魚津市・145室)の2棟を取得し、アパホテルとのフランチャイズ契約のもと、2026年3月2日から運営を開始します。これによりフランチャイズ運営のアパホテルは全国22棟・3,896室、TKPが運営する宿泊施設は35棟(34施設)・4,727室(開業前を含む、2025年12月10日時点)となります。
TKPはアパホテル最大のフランチャイジーで、2014年の札幌での1号店開業以降、会議と宿泊を組み合わせた「宿泊研修」需要を取り込んできました。今回の2棟はいずれも駅徒歩6分以内とアクセス性が高く、既存のアパブランド物件を取得することで、大規模な新築投資を抑えつつ早期の事業展開が可能になります。姫路では世界文化遺産・姫路城やコンベンション施設「アクリエひめじ」に近く、ビジネスと観光・イベント需要の両方を狙います。魚津では工場・事業所集積によるビジネス需要に加え、立山黒部アルペンルート観光や北陸新幹線延伸による関西方面からの流入が期待されています。
TKPは2023年4月発表の中期経営計画で掲げた出店目標を上回るペースで拠点拡大を進めており、関西での基盤強化と北陸エリア初出店は、宿泊研修事業の広域展開を加速させる布石とみられます。今後も既存ホテルの取得やリブランドを通じ、需要動向を見極めながら投資負担を抑えた形でネットワークを拡充できるかが焦点となります。
【ホテル情報】
アパホテル〈姫路駅北〉
所在地 兵庫県姫路市東駅前町98
客室数 168室
公式サイト https://www.apahotel.com/hotel/kansai/hyogo/himeji-ekikita/
アパホテル〈魚津駅前〉
所在地 富山県魚津市釈迦堂1-1
客室数 145室
公式サイト https://www.apahotel.com/hotel/hokuriku/toyama/uozu-ekimae/
source: PR TIMES
